
ブライダルリング探しの際、「強度・硬度」を気にかける方も多いのではないでしょうか。
リングの強度や硬度は、選ぶ素材やデザインによって異なります。
数十年身に着けていく上で、耐久性のリスクは少ない方が安心ですよね。一生物だからこそ、強度や硬度のことを知って、大切なリング選びの参考にしてください。
▶指輪の「強度」「硬度」とは
▷強度
リング内部の強さを指します。強度が高い程、負荷がかかった際に歪みや割れ等が起きにくくなります。リングの強度を上げるには、太さ・厚さが重要です。
▷硬度
リング表面の硬さ。硬度が高いほど、傷が付きにくくなります。硬度を上げるには素材選びが重要。柔らかい素材は傷がつきやすくなります。

▶金属や宝石の硬さを示すビッカーズ(HV)数値
ビッカーズ硬さとは、硬さを示す尺度のひとつのこと。特定の負荷をかけたダイヤモンドピラミッドを素材の表面に押し込み、その圧痕の対角線の長さを測定して計算されます。
数字が大きい程硬い素材です。
【ダイヤモンド…7000HV】
ダイヤモンドは、地球上で最も硬い天然物質とされています。宝石の硬さを表す「モース硬度」でも最高ランクの10とされています。
【PT1000(純プラチナ…50HV】
純度100%のプラチナは柔らかく、ジュエリーとしての加工がしづらい為、割金を混ぜたPT900~PT950が一般的です。
【PT900…70~75HV】
プラチナにパラジウム等の割金を混ぜた純度90%のプラチナ。「プラチナ素材」というとPT900が最も一般的。純度は高い為、比較的柔らかな素材です。
【K24(純金)…22HV】
純度100%の金は、柔らかくジュエリーとしての加工がしづらいため、K10~K18が一般的です。
【K18…120~150HV】
K18YG=約120HV、K18PG=約150HV。純金に銀や銅等の割金を足し、硬度を高めたもの。K18PGが最も硬く、傷がつきづらい。
SIENAROSE オリジナル素材のロゼチナは、K18PGがベースの為、約150HVと言えます。

▶硬度・強度面でおすすめの素材
ビッカーズ硬度ではK18PGが最も数値が高く、ロゼチナやK18素材がおすすめです。硬度が高いと傷がつきにくく、歪みにくいので、日々リングを綺麗にキープしたい方、つけっぱなしにしたい方にはぴったりです。
特に、細身のリングを選んだ際は、硬い素材にすることをおすすめします。

▶硬度・強度面でおすすめのデザイン
素材はプラチナが良いけど、硬度が低い為心配という方は、素材の柔らかさをカバーする、太さや厚みがあるデザインを選び、強度を上げることをお勧めします。
また、鍛造(リング)という選択肢もございます。
鍛造リングとは、金属を叩いて伸ばしてを重ねて、鍛えながら作成する製造方法です。鍛造リングは、鋳造リング(型を使用して作成する製造方法)に比べ、3倍~5倍強度が上がると言われています。
※SIENAROSEではお取り扱いがございません。
▷強度面でおすすめのデザイン
▶まとめ
「変色しない素材」「アレルギーの出にくい素材」このふたつは結婚指輪探しでよく耳にするキーワードです。
数十年毎日身に着けるリングだからこそ、意外にも大切な「強度」と「硬度」。日常生活でリングが変形することを防げる安心感に加え、傷が付きにくいと、リングを綺麗な状態で保つことができます。
SIENAROSEではブライダルリングの素材は5種類から選ぶことができ、優れた強度を持つロゼチナが最もおすすめです。
それぞれの素材の特徴を知って、大切な指輪を選んでみてくださいね。店舗ではスタッフがしっかりとご説明させていただきますので、ご不明点はお気軽にお尋ねください。
皆様のご来店をお待ちしております。
ご来店の際には、来店予約をおすすめしております。